据同学燕子回忆,他表扬班上一个小个子男同学:“李**啊,其实你真的不错,就是个子矮了点瘦了点头发稀了点鼻子塌了点眼睛小了点牙暴了点脸上雀雀(雀斑)多了点脑壳木了点——总的来说,还是不错的!”
というふうに、ここでは毒舌で有名だった先生が生徒についてあれこれいうとき、“点”が必ず使われている。“点”は、ここでは数が少ないことをあらわす不定量詞。対象について述べる際、それが標準的水準と比べてやや劣るということをあらわす(「ちょっと・・・なんだよなあ」)ときに、形容詞または状態を表す動詞の後につけられる。また、それによって語気を和らげる作用がある。とうぜん、この“点”がなかったら、あからさまで心のない批判としか捉えようがないだろう。
そうとはいえ、こんなに“点”が連発されている文章を読んだことがなかったので、新鮮に感じた。
“点”があるかないかで、聞き手の気持ちは大きく変わるということは、ある程度中国語をやってる人にとってはよくわかることだろう。
たとえば人に何かを頼むときなんかは、“点”をつけて、あまり押し付けがましくないようにする。たとえば:
少放点儿辣椒!
(屋台とかで)あんまり辛くしないでください。
多吃点吧!
もっと食べなよ。
多喝点水吧。
たくさん水を飲んでね。(かぜ引いたときなんか、よく言われる)
あるいは、提案するとき。例:
陈先生,您要不要喝点东西?
(陳さん、何か飲まれますか?)
你喝点儿什么?
(何か飲む?)
ちなみに、発音は“点儿”というふうに、「アル化」される。文章に書くときは、あえて“儿”をつけない場合が多い。中国語の教科書なんかには“点儿”“事儿”というふうに“儿”がつきすぎだと思うが、発音の便宜のためにつけているだけであって、それを学習者が文章を書く場合にそのまままねする必要はないだろう。ぼくなんか律儀に“儿”“儿”なんてつけていたら“网友”から注意されたよ。つけないほうがいいと。とくに厳密な全中国的ルールはないと思う。
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