2014年12月13日土曜日

今年の流行語:No zuo no die / 不作死就不会死

年末になると、中国の検索エンジン「百度」のwilipediaともいえる「百度百科」が「史記」という特集で今年起こったあらゆる出来事を、検索件数に基づきまとめていて興味深いです。

今年のネット上の流行語として、“不作死就不会死”というのがあり、そのふかーい意味と汎用性により、アメリカの俗語辞典(Urban dictionary)に収録("No zuo no die")されたことで話題になりました。といっても特に権威ある辞典でもないようですけど。

“不作死就不会死” Buzuò sǐ jiù bu huì sǐ「しなくていいことをしたばっかりに最悪な目に遭う」と言った意味になるでしょうか。"zuò"とそのまま英語になった“作”は、ここでは「余計なことをする」と言った意味です。日本語で「作為的」と言うときの「作」に似ています。略して“不作不死”と言ったりもします。

たとえば、徒然草に出てくる、みなを笑わせようとして鼎をかぶったら抜けなくなって大変な目にあったお坊さんのような状況が“不作死就不会死”的状況です。あるいはジェームス・ディーン主演『理由なき反抗』での若者たちが車で猛スピードを出して崖のぎりぎりで急ブレーキを掛けてどこまでギリギリまでいけたかを競う遊びをしていて、制御の利かない少年が車ごと崖から落ちていったシーンなんかも、No zuo no die的状況ですね。

実は「ガンダムZ」(中国語では“高达Z”)に出てくるセリフ「抵抗すると无駄死にするだけだって、何故分からないんだ!?」の翻訳だそうです。





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