中国の看板娘たち

2016年6月5日日曜日

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“网络红人”(インターネットで一躍有名になった人)


1.酱饼妹(2012年“走红”=またたくまに知れ渡ること)
杭州の街角でけなげに“酱饼”iàng bǐng (かるいスナック的食べ物)を作り続ける美女。イギリス人留学生が、帰国する直前に「告白」したとして有名に。このけなげさ、路傍で可憐に働く姿と無償のステキな笑顔に心が揺れないでいることはほとんど不可能であろう。



2.炒饭西施(2013年“走红”)
西南石油大学の学食でチャーハンを作る美女。食堂ではおじさんかおばさんが働いていると相場が決まっているが、こうした美女がぽっとでてくると気持ちがざわつく。堀北真希に似ているという者もあった。ちなみに“西施”とは、中国古代四大美女の一人。“情人眼里出西施”Qíngrén yǎn lǐ chū xīshī という慣用句があり、日本語の「惚れた人にはあばたもえくぼ」に相当する。



3. 水晶糕西施(2012年“走红”)
当時江西師範大学の3年生。夏休みに帰省し、家業を手伝う親孝行な娘さん。彼女が作る“水晶糕”Shuǐjīng gāo を口に運ぶときに、小田和正の「ラブストーリーは突然に」が頭の中で爆音で鳴るのを止めることができる男はいるだろうか?



4. 废品西施 (2011年“走红”)
西安。大学生だったが学業がおもわしくなく、またいい仕事にもありつけなかった。父親が廃品回収しているので一緒に回収するようになったとのことだが、やらせでは、という声は根強い。



5. 豆腐西施 (鲁迅《故乡》)
売り子が美女なら、売れ行きが良いという道理は万古不変の道理であろう。魯迅の短編「故郷」は、その辺のことを記述しているとのことだ(読んだけどわすれた)。まれに、自分が有名になりたいがために、豆腐売りではない美女が、豆腐を売る事例もあるようだ。下の有名女優“范冰冰”を彷彿とする美女が豆腐を売る写真はその例である。美女が売れば売れるのが早い。




画像は百度百科より拝借。

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